阪神淡路大震災から、22年経ちました。
ご家族や知り合いを亡くされた方には、何年経とうがお辛い気持ちは変わることはありませんね。
私もあの日、大震災を経験しました。物凄い揺れでした。
寝ている時間帯でしたが、揺れの始まる数秒前、主人と目が合いました。こういうのを、虫の知らせとでも言うのでしょうか‥
まだ辺りは暗いので、寝直そうと思って目を閉じた瞬間、ガタガタというレベルではなく、ぐぉ〜という、物凄い音とともに、物凄い揺れが私たちを襲います。
当時、子供は生まれたばかりで、生後3ヶ月でした。
地震や〜!とお互い叫びながら、私は子供の上に、主人は私の上に覆いかぶさりました。(←これは、主人を褒め称えるエピソードになっています^ ^)
揺れは長かったですね〜(実際は十数秒なんですね)。
この世のものとは思えない激しい揺れですし。
そりゃ、阪神高速も倒れますわ。倒れた時の音は、凄かったんでしょうね(>_<)
普段子供は、ベビーベッドで寝させていたのですが、その日は私達の隣にベビー布団を敷いて寝ていて、寝る直前に自分達のダブル布団に連れ込んで寝ていたのが幸いしました。
ベビー布団の上に、タンスの上に置いていたテレビが落ちてまして‥
赤ちゃんの頭にテレビが落ちれば、恐らく生きていることはないでしょう。
震災を経験された方の中には、
「たまたま〜したので助かった!」
という方も多いのではないでしょうか。
うちも、その一つです。
あの時生かされた命を、大切にしていかないと‥
日常の忙しさに、お互い文句を言い合い、ケンカばかりの親子じゃダメですね^^;
改めて、家族の存在に感謝する日にしたいと思います。
ところで皆さん、備蓄していますか?
我が家は、2年ほど前から備蓄を始めています。
きっかけは、私がサラリーマンを辞めたことと、主人の単身赴任です。
私が勤めていた会社は、社員数も多く、会社にも備蓄倉庫がありました。
阪神淡路大震災の時も、会社の人が駆けつけてくれて、必要なものがあればなんとか手配して持ってきてくれる、会社のお風呂(今もあるかは不明です‥)にも入れてもらう、みたいなことが可能だったのです。
災害物資を「陸路がダメなら海路で運ぶ」という話も聞きました(カッコいい!)。
でも今は、会社も辞めていますし、普段主人もいないとなると、自分達でなんとかするしかない訳で‥
災害が広域であればある程、物資も届きにくくなるはずで、その間子供とどう生き延びるかというシビアな想定が、『我が家も備蓄する』に至ったのです。
大震災を経験しているので、備蓄に実体験も活かせます。
東日本大震災の時は備蓄は一切してなかったので、仕事帰りに急いでスーパーに行ったのですが、商品棚は空っぽでした。
群集心理の恐ろしさを感じましたね。
今なら、なんとか1週間は過ごせそうです。
我が家の備蓄見直し時期を、9月1日と1月17日頃と決めているのですが、9月にはやってなかったような‥^^;
近々見直しやろうと思いますので、また紹介します。