近頃、春の匂いがしてきたので、冬眠から目が覚めました(笑)
暦の上では啓蟄ですしね。벌레[pɔlle]ポルレ🐞も土の中から出てきます。
冬眠の間、久しぶりに韓国ドラマをみました^^
主人公が400年前に宇宙から地球にやってきたというお話の
星から来たあなた です。
主人公のト・ミンジュン(キム・スヒョンさん)は、
「太陽を抱く月」で王様役でした❣️
ドラマで、韓国語を充電したので、そろそろ子音の勉強始めます^^;
韓国語の子音は全部で19個。
以前、ブログでこの表をのせました。
NO. | 子音字 | 字母の名称 | 発音記号 | 発音カナ |
01. | ㄱ | 기역 | [kijɔᵏ] | キヨク |
02. | ㄲ | 쌍기역 | [ˀsaŋgijɔᵏ] | ッサンギヨク |
03. | ㄴ | 니은 | [niɯn] | ニウン |
04. | ㄷ | 디귿 | [tigɯᵗ] | ティグッ |
05. | ㄸ | 쌍디귿 | [ˀsaŋdigɯᵗ] | ッサンディグッ |
06. | ㄹ | 리을 | [riɯl] | リウル |
07. | ㅁ | 미음 | [miɯm] | ミウム |
08. | ㅂ | 비읍 | [piɯᵖ] | ピウプ |
09. | ㅃ | 쌍비읍 | [ˀsaŋbiɯᵖ] | ッサンビウプ |
10. | ㅅ | 시옷 | [ʃioᵗ] | シオッ |
11. | ㅆ | 쌍시옷 | [ˀsaŋʃioᵗ] | ッサンシオッ |
12. | ㅇ | 이응 | [iɯŋ] | イウン |
13. | ㅈ | 지읒 | [ʧiɯᵗ] | チウッ |
14. | ㅉ | 쌍지읒 | [ˀsaŋʧiɯᵗ] | ッサンチウッ |
15. | ㅊ | 치읓 | [ʧʰiɯᵗ] | チウッ |
16. | ㅋ | 키읔 | [kʰiɯᵏ] | キウク |
17. | ㅌ | 티읕 | [tʰiɯᵗ] | ティウッ |
18. | ㅍ | 피읖 | [pʰiɯᵖ] | ピウプ |
19. | ㅎ | 히읗 | [hiɯᵗ] | ヒウッ |
(1)字母の名称、発音記号は『朝鮮語辞典』(小学館)参照。
子音に関し、何から始め、どのように展開していったらいいのか全然わからないのですが、とりあえず気になることからやっていって、最後に全体を整理して、まとめられたらと思っています。
変な方向に行く可能性や遠回りする可能性は、十分にあります^^;
以前、韓国語の母音は天地人の思想からつくられ陽母音と陰母音がある、というのをブログに書きましたが、そのときと同じ事典からハングルについて記述されていた箇所を引用します。
『[新版]韓国 朝鮮を知る事典 』 平凡社 (2014)
ハングル │ 한글
朝鮮の国字.〈大いなる文字〉という意味であり,また〈訓民正音〉ともいう.(以下略)
[構成] 子音字母14,母音字母10からなる音素文字であるが,音節ごとに組み合わせた形で文字として用いられるので音節文字の性格も備えている.字母は1字で1音を表すが,現代語の喉頭化音(濃音)は子音字母を重ねて表し,母音で始まる音節を示す字母 ’と音節末のŋとは同じ字母の〈ㅇ〉である(以下〈 〉内にハングルを示す).(以下略)
[歴史] (略) 制定当時は子音字母17,母音字母11で,現代では用いられない子音字母 z〈①〉,ŋ〈②〉,ʔ〈③〉と母音字母ɐ〈ᆞ〉があり,ほかに中国語の軽唇音を表す字母があって,初期にはそのうち1個は母音間でbの弱化した朝鮮語音β〈ㅸ〉を表すのに用いられた.ʔ〈③〉は当初から特殊な位置でのみ用いられた字母であり,ŋ〈②〉は終声のみに用いられるようになったため,形の類似から初声の ’〈ㅇ〉と混同され, z〈①〉とɐ〈ᆞ〉とは音韻変化で消失したため用いられなくなった.子音字母は,中国音韻学の牙,舌,唇,歯,喉という五音体系により,g〈ㄱ〉,n〈ㄴ〉,m〈ㅁ〉,s〈ㅅ〉,’〈ㅇ〉を調音器官の形をかたどった基字とし、さらに字画を加えて他の字母を形成する.字母の形成の順序はそれぞれ,g〈ㄱ〉,k〈ㅋ〉; n〈ㄴ〉,d〈ㄷ〉,t〈ㅌ〉; m〈ㅁ〉,b〈ㅂ〉,p〈ㅍ〉; s〈ㅅ〉,j〈ㅈ〉,c〈ㅊ〉; ’〈ㅇ〉,ʔ〈③〉,h〈ㅎ〉であり,別にr〈ㄹ〉,z〈①〉,ŋ〈②〉はそれぞれn〈ㄴ〉,s〈ㅅ〉,’〈ㅇ〉を基字とする.(以下略)
今はないハングルは表示されないので、以下に読み替えてください。
先ほど、子音は19個としましたが、
上の引用では、子音字母14個となっています。
子音字母を重ねたものは、『現代語の喉頭化音(濃音)』となってるので、
ㄲ・ㄸ・ㅃ・ㅆ・ㅉは、近年できた派生子音のような扱いでしょうか…
おそらく「子音字母14個」の中に、この濃音5個は含まれていません。
そして、『制定当時は子音字母17,母音字母11で,現代では用いられない子音字母 z〈①〉,ŋ〈②〉,ʔ〈③〉と母音字母ɐ〈ᆞ〉があり』とあるので、当初の17個から、用いられなくなった 3つの子音 z〈①〉,ŋ〈②〉,ʔ〈③〉を除くと、残りの子音は14個ってことになりますね。
参考書や書物によって、『子音19個』『子音14個』と出てきたら、濃音5個を含めるか含めないかの違いなんだろうということの想像がつきます。
引用の中で、気になったのが、
・中国音韻学の牙,舌,唇,歯,喉という五音体系により,g〈ㄱ〉,n〈ㄴ〉,m〈ㅁ〉,s〈ㅅ〉,’〈ㅇ〉を調音器官の形をかたどった基字とし、さらに字画を加えて他の字母を形成する.
・字母の形成の順序はそれぞれ,
g〈ㄱ〉,k〈ㅋ〉;
n〈ㄴ〉,d〈ㄷ〉,t〈ㅌ〉;
m〈ㅁ〉,b〈ㅂ〉,p〈ㅍ〉;
s〈ㅅ〉,j〈ㅈ〉,c〈ㅊ〉;
’〈ㅇ〉,ʔ〈③〉,h〈ㅎ〉であり,別に
r〈ㄹ〉,z〈①〉,ŋ〈②〉はそれぞれ
n〈ㄴ〉,s〈ㅅ〉,’〈ㅇ〉を基字とする.
というところです。
今日は、二番目の字母の形成の順序について、私なりにまとめてみます。
子音字母の形成の順序
※発音記号は、普段 日韓英単語帳で使っているものに置き換えました。
表にすると、字母の形成から見た「なかま」 がよくわかりますね💡
形も似ているし、1本2本と、画数を増やしたら出来上がります。
子音も母音と同じように、発音と字母それぞれの観点から考える方が混乱しないのかな~?
現時点では、どうなのかは、わかんないですけどね…
中国音韻学の牙,舌,唇,歯,喉も気になります。これは、また改めて。
では、また。